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   横浜開港150周年記念・黒船来航ジオラマ  其の一 其の二 其の三 其の四 其の五 フィギュア一覧
   

■ボートの製作
黒船と陸地を繋ぐもの・・それはボート。ハイネの図版を見てみると、アメリカ兵が上陸する為のボートがたくさん浮かんでいます。当時横浜には9隻の船が来航したそうで、それぞれの船から集まって来たボートのようです。そしてサスケハナ号には6隻のボートが積まれていたとのこと。何も無い海面では間が持たないので、ボートを沢山並べてにぎやかにすることに。6×9=54、ということで、54隻のボートを製作。  
黒船のプラモデルに付属のボートは残念なことに防水カバー付き。そこで中をくり抜いてプラ板で工作、型取りして複製しました。ひたすらキャストを抜く、抜く、抜く・・・ 54個ともなるとひとつの型では済まないため大変です。それとオール。ひとつのボートに4本、という事にして合計216本!こちらはメタルで鋳造して量産しました。

そして彩色。ボートは白、ということに決めましたが、ただ白1色で塗ってはリアリティがなく色が浮いてしまいます。そこでまず茶色をエアブラシで吹いてから白を吹く事に。下地の茶が影となるように具合よく残しながら陰影を付けるようにして彩色していきます。
→エアブラシ作業動画

■フィギュアの製作
1/150スケールフィギュアの大きさは12mmほど。原型を樹脂粘土で製作し、型取りしてメタルにて複製。このくらい小さいものの場合はレジンよりもメタルの方が注型に向いています。製作したのは当時のアメリカ海軍兵と江戸時代・幕末の人々。とにかく種類が欲しかったので、基本形を作って複製、改造して複製、というようにして種類を増やしていきました。最終的にアメリカ兵30種と武士や庶民33種の合計63種を製作。

このジオラマの製作において最も大変なのはフィギュアの彩色です。なにせこのくらいの大きなジオラマともなると膨大な人数が必要。とても自分達だけでは塗りきれるものではありません。そこでネット上のmixiなどで協力を仰いだところ、有難い事に何人もの方が協力して下さる事になりました。
       
しかし問題はアメリカ兵。制服なので複数の人にお願いすると色にバラつきが出てしまいます。そういわけでアメリカ兵はほとんど全て妻に塗ってもらいました。実際、横浜に上陸したのは500人ほどだったそうですが、ジオラマとしての見栄えから最終的には倍近い数を配することとなりました。塗料はミニチュアペイント専用のシタデルカラーを使用。ひとつひとつ色のばらつきが出ないよう丁寧に彩色していきます。ちなみに1日100個塗るのが限度だったそうです^^;  
→アメリカ海軍兵士フィギュア一覧
  
     
  武士や庶民のフィギュアは色のバラツキも大いに結構、バラエティに富んだ方が雑多な雰囲気を演出できます。マイミクや来場者の協力を得る事が出来、にぎやかな感じになりました。製作したのは33種。当時の浮世絵や資料を見ながら製作するものを選定しました。

会場では来場した方に好きなものを選んで自由に塗って頂きました。子供さんからシニアまで、いろいろな方が参加して下さったのですが、皆さん楽しんでくれたようで良かったです。脚絆など、どう塗っていいのか分からないという人もいる一方で、時代衣装に詳しい方もいて。鮮やかな色を好まれる人の方が多く華やか。なにぶんとても小さなものですから地味だと存在感がなくなります。時代的ではないという意見もありましたが、かえって良かったのではないかと思います。  
武士・庶民フィギュア一覧
 
       

その3へ続く 
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